下の文書は昨年9月、九州地方整備局「博多港湾・空港事務所」が発注した、「博多港浮泥除去工事」の特記仕様書である。中央区那の津5丁目地先の海中にある「浮泥」を除去する工事で、おそらく福岡市内では初となる。入札に応じたのは地場ゼネコン「博多港管理」1社のみ。契約金額は1億80万円(消費税込み)だった。
特記仕様書には、「密閉吸引式底質除去装置」によるとして工法が明記されている。実はこの「装置」を有する企業は、九州では1社と言われる。
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