(株)ジョイフル(本社:大分市、児玉幸子会長)は2月4日、2009年8月10日に公表した業績予想の修正と特別損失の計上を発表した。
1.業績予想の修正
修正の理由について、売上高については個人消費が低調に推移する中で客単価および客数ともに前年同期を下回ったため。営業利益および経常利益については、売上高の減少に伴う売上総利益の減少はあったものの、販売費および一般管理費などの諸経費の削減に努めた結果、前回発表予想より多くなる見込みとしている。
なお当期純利益については、上記営業利益および経常利益の増加要因に加えて、「法人税等の更正、決定等による納付税額又は還付税額」の計上や、「固定資産の減損に係る会計基準」に基づいて減損損失を計上したことなどから、前回発表予想より多くなる見込み。
◇09年12月期通期連結業績予想数値の修正
(09年1月1日~09年12月31日)
【売上高】
前回発表予想:617億円
今回修正予想:589億6,100万円
増減額:▲27億3,900万円
【営業利益】
前回発表予想:14億6,000万円
今回修正予想:17億8,600万円
増減額:3億2,600万円
【経常利益】
前回発表予想:13億4,000万円
今回修正予想:16億7,800万円
増減額:3億3,800万円
【当期純利益】
前回発表予想:3億9,000万円
今回修正予想:6億1,400万円
増減額:2億2,400万円
2.特別損失の計上
個別については、特別損失のうち主なものは「固定資産の減損に係る会計基準」に基づき計上する減損損失6億7,900万円と、09年4月20日に公表した上海巧芸府餐飲有限公司の09年5月末をもって営業休止したことに伴う子会社株式2億8,800万円の評価損としている。
連結については、特別損失のうち主なものは「固定資産の減損に係る会計基準」に基づき計上する減損損失8億400万円(うち、上海巧芸府餐飲有限公司の営業休止に伴う減損損失は1億2,500万円)としている。
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