イフジ産業(株)(本社:糟屋郡粕屋町、藤井徳夫社長)は2月9日、2010年3月期第3四半期決算(連結)を発表した。
当第3四半期累計期間の売上高は前年同期比13.6%減の69億1,200万円、経常利益は同比302.2%増の6億8,800万円、四半期純利益が同比363.3%増の3億7,600万円となった。
消貴減退などの影響で販売数量が前年同四半期に比べ4.7%減少した。
売上高については鶏卵相場(東京M基準値)の平均(4~12月)が前年同期間に比べ12.3%(約25円)低く推移し、液卵売上高は62億5,700万円(前年同期比13.5%減)、加工品売上高は3億5,700万円(同比16.6%減)、その他売上高は2億9,800万円(同比11.8%減)となった。
損益面については主原料の仕入体制の見直しを行ない原価低減に努め、さらに製造体制の見直しなど人員の最適化や人件費などのコスト低減を図った。
また原油価格が昨年と比べ低<推移したことによりガス・重油などの水道光熱費が減少した。
同時に09年11月2日付けで日本化工食品(株)が子会社になったことに伴い、10年3月期の通期連結業績予想を売上高93億3,600万円、営業利益8億8,200万円、経常利益8億7,000万円、当期純利益4億7,700万円に、配当予想を1株当たり22円に修正すると発表している。
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