地場デベロッパーのアライアンス(代表:中垣 昌康氏)。同社は、『エイリックスタイル』のブランド名で自社分譲マンションの販売を行なっているが、このほかに再販物件なども取り扱っている。不動産市況は依然として厳しい状況が続いているが、同社はその中でも順調にマンションを販売している。なぜ同社のマンションは売れるのだろうか?
マンション購入にあたっては、立地条件や企画なども大きな要因となるのだが、同社ではそれ以外にもメディア戦略に工夫を凝らしている。例えば、HPにおいて随時、トピックスなどで物件の近況を掲載するのは当たり前(これをしていないデベロッパーもあるのが…)だが、このほかにもラジオ(FM福岡)のスポンサーとなり、同社の物件を上手にPRしている。
また「九州すまい体験隊」というマンションの特集サイトでは、物件の見学者の視点から感じた情報を写真を使って読者にアピールしている。
このほか、社会貢献活動の一貫として、自社マンションコンセプト「子育て住宅」、「環境にやさしい仕様」を推進している。
また、営業活動を通じて社会福祉の充実に寄与する為、住宅販売一件毎に積み立てを行ない(平成19年度238件契約)、養護学校や福祉施設の子ども達へ寄付する「ブルーエンジェル活動」を行なっている。
こうしたさまざまな努力があるからこそ、同社のマンションは売れているのである。
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(株)アライアンス
【宮野 秀夫】
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