(株)南陽(本社:福岡市博多区、武内英一郎社長)は2月9日、2010年3月期第3四半期決算(連結)を発表した。
当第3四半期累計期間の売上高は前年同期比39.7%減の152億5,300万円、経常損失は4,400万円(前年同期は経常利益4億4,900万円)、四半期純利益については、同比86.2%減の4,100万円となった。
電子部品、半導体製造装置の販売については最悪期を脱しつつある一方、建設機械の販売が低調に推移した。
また保有株式の見直しによる売却を行なった。
1.建設機械事業
○売上高:87億6,400万円(前年同期比31.0%減)
○営業利益:2,700万円(前年同期比84.2%減)
政府の公共工事見直しにより取引先の設備投資マインドが著しく低下し、建設機械の販売が低調に推移するとともに、海外輸出についても円高により大幅に減少した。
2.産業機器事業
○売上高:62億5,400万円(前年同期比49.3%減)
○営業利益:2億200万円(前年同期比66.1%減)
電子部品、半導体製造装置の販売は底を打ったものの、その他の一般産業機械の販売が低調に推移した。
3.砕石事業
○売上高:2億3,400万円(前年同期比11.4%減)
○営業損失:400万円(前年同期は営業損失0万円)
建築用生コン向けの需要が低調に推移した。
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