福岡県議会の委員会視察の実態について報じているが、「総務企画委員会」、「地方分権推進対策調査特別委員会」に次いで、「議会運営委員会」による管外視察(県外への視察)でも、『観光旅行』としか思えない実態が明らかとなった。
2006年1月26日、同委員会は鹿児島県を訪れる。到着後、黒豚とんかつの有名店で昼食。鹿児島県議会に行き、議会庁舎の見学と「概要聴取」で1時間30分の『公務』をこなした後は、有名ホテルでくつろいでいる。翌27日、『公務』と思われるスケジュールは入っておらず、「喜多つげ製作所」で薩摩つげ伝統工芸の見学、「知覧特攻平和会館」見学と続き、知覧の武家屋敷内にある郷土料理店で昼食をとって日程終了である。
この視察内容はどう見ても観光旅行。特に宿泊してまで行った2日目の日程の、どの部分が議会運営に資するというのだろうか?
同委員会の「観光旅行」の証拠はまだある。
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