(株)シノケングループ(本社:福岡市博多区、篠原英明社長)は2月12日、2009年12月期決算短信を発表した。なお、今年度から決算期を3月から12月に変更している。09年12月期は売上高119億8,200万円、営業損失3億2,400万円、経常損失8億4,800万円、当期損失9億5,300万円となったものの、「継続企業の前提に関する(GC)注記」の記載は解消したという。
同グループは、前連結会計年度において金融危機や不動産市況の全体的な悪化の影響を受け、多額の損失を計上したことなどによりGC注記を記載していた。当連結会計年度は第2四半期までは営業損益段階で損失を計上したものの、固定費削減が計画通りに推移。第3四半期においては29億5,200万円の売上高に対して1億1,000万円の営業利益を計上し、次年度以降の業績黒字転換にメドが立ったとしている。
また、09年7月31日付けの第三者割当増資でNISバリューアップ・ファンド2号投資事業組合から6億円の資金を調達。経営基盤の強化を図った。
こうしたことから、当連結会計年度末において継続企業の前提に関する重要な不確実性は存在しないとの判断から、当該注記が解消されたとしている。
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