福岡県議会に町村会事件を追及する資格があるのだろうか。
県議会の委員会による管外視察で、観光としか思えない管外視察の実態が浮き彫りになっている。
これまで報じた県議会「総務企画委員会」、「地方分権推進対策調査特別委員会」に次いで「総務企画委員会」でも同様な視察が行われていた。先週、同委員会による鹿児島県への視察日程を紹介したが、06年、08年にも「観光」視察を行っていた。
下の文書がその折の日程表である。これを見てまともな政治的視察と思う県民は少ないだろう。
06年の長崎視察。初日は長崎県議会を1時間30分だけ訪問しただけで、有名旅館に宿泊。翌日「仁田峠」、「雲仙岳災害記念館」を見学し昼食をとって終わり。
08年の大分県議会訪問では、これまた1時間30分の「公務」。2日めは城下町・杵築を観光し、昼食を食べて福岡へ帰っている。両視察とも「観光」が目的としか思えない内容だ。
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