14日に行なわれた糸島市長選挙で、善戦しながらも力が及ばなかった、佐藤俊郎氏（民主・社民推薦）は、今回の選挙結果について次のように語った。「多くの方のご支援をいただき、たいへんありがたく思っている。（結果については）自分の努力が足りなかった。力不足だったと感じている」。
　また、「民主党政権の支持率低下が選挙戦に影響したか」との記者の質問に対しては、「それはないと思う。選挙活動中もさほど批判を聞くことがなかった」と明言した。今後の予定については、「後援会及び事務所は残す。今後の政治活動については、後援会と相談して決めたい」という。

　開票状況を見守っていた、藤田一枝衆議院議員（民主党）は、「今回は市議会議員選挙と同時に行われたことが選挙戦を難しくした。民主の風は、地域にしっかり根付いていないが、今までの糸島では考えられない結果を得た」とコメントした。なお、７月に行われる参議院議員選挙については、「（選挙の）性格が違う。同じ結果にはならない」と影響を否定した。

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