2月3日、キタジマ食品(株)(本社:八女市)が破産手続き開始決定を受けた。
破産を申請していたのは、同社に2億円の債権を有していた(株)やまやコミュニケーションズ(本社:福岡市東区)。07年9月にキタジマ食品が立ち上げた(株)八女堆肥センターに、2億円を貸し付けていた。
しかし、返済期限の08年8月31日までに返済されず、両者は係争に発展。最終的に、昨年8月25日、福岡地裁八女支部にやまやがキタジマ食品の破産を申し立てるという事態に陥った。そして5カ月あまりを経て、破産手続き開始決定を受けるに至った。この間の双方でさまざまなやり取りが交わされた。
この経緯について、キタジマ食品の北島隆彦社長とやまやコミュニケーションズ側の主張は大きく異なる。それらから明らかになったのは、北島氏の詐欺的な手法だった。
(つづく)
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