税金を使った「公務」のあり方に、大きな疑問が生じている。
「観光」としか思えない福岡県議会による委員会視察の実態について報じてきたが、問題の管外(県外)視察の他、県内での視察にも「ムダな公金支出」の可能性が浮上した。
日程表を見ると、県議会を出発するのが13時。これでは、移動の時間があるため、場所によって1箇所を視察するのがやっと。しかし、日程表の「県庁→筑前町→福津市→宗像市→県庁」というコースは、それぞれの役所で1時間を費やしても十分1日で用務を済ませることができる。工夫して税金の無駄遣いをなくそうとする努力はどこにも見られない。
福岡県議会の管内視察について、さらに検証してみたい。
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