国立社会保障・人口問題研究所は先ごろ、「人口統計資料集2010」をまとめた。
同資料集によると、現在全人口の23%を占める65歳以上の高齢者の割合は、2050年には39%を超え、その5年後には40%を超えると推計している。また20歳から64歳までの現役世代が現在の59%から47%代に減少、初めて半分以下になる。
ちなみに、2010年におけるわが国の総人口は1億2,699万5,000人で世界第10位。1位は中国の13億5,414万6,000人で、2位がインドの12億1,446万4,000人。ところが40年後の2050年にわが国は1億165万9,000人まで人口が減少、また、中国とインドの順位は逆転すると推定している。
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