消費者庁は17日、音楽のオンライン配信iTunes Store(アイチューンズ・ストア)を利用した消費者が心当たりのない利用料金の請求を受けたトラブルがつづいている件に関して、運営母体のiTunes(株)(代表取締役エデュアルド・クー)に情報の照会を呼びかけた。消費者庁ホームページにも照会文書をアップしている。
照会の内容は、同社が今回のトラブルを「(発生時期・請求金額など)どの程度把握しているのか」「原因を把握しているのか」、そうでないばあいは「原因究明の方針・予定はどうか」など5項目にわたっている。回答についてはウェブ上で公開する場合もあるとしている。
消費者庁では12日に「インターネットをめぐる消費者トラブルについて」として、消費者に対して注意喚起を呼びかけている。また、同庁によると、消費者情報ダイヤルおよびPIO-NET(パイオネット:全国消費生活情報ネットワーク・システム)に寄せられる相談情報は増加中だとのこと。
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音楽情報サイト運営事業者に対する照会について(PDF)
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