任期満了にともなう長崎県知事選挙は、きょう投・開票が行なわれ、無所属新人で自民党や公明党などが支援した前県副知事・中村法道氏(59)の初当選が確実となった。
7人が立候補し、乱戦となった同知事選は、中村氏と民主党など与党3党が推薦した元農水省室長・橋本剛氏(40)による事実上の一騎打ちとなっていた。
鳩山首相の「偽装献金」や、政治資金規正法違反事件による小沢一郎幹事長への不信感といった「政治とカネ」の問題が、選挙結果に影響を与えたことは否定できない。夏の参院選に向けて、民主党にとっては手痛い敗北となった。
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