県庁所在地である福岡市で、県議会議員の公費宿泊が公然と行われていた。
データ・マックスが福岡県議会に情報公開請求して入手した公文書から、福岡県議会の委員会視察で福岡市内の高級ホテルに宿泊していたことがわかった。
県議会商工生活労働委員会は、平成19年8月7日から1泊2日で委員会視察を行った。
7日、14時に県議会棟を出発した一行は「九州国立博物館」(大宰府市)に向かう。14時半から17時まで見学し、宿泊する福岡市内のホテルオークラ(博多区)に直行。1日目の「視察」は九州国立博物館だけだった。
翌8日、ホテルを出発したのは9時。「福岡システムLSI総合開発センター」(福岡市早良区百道浜)、「博多織デベロップメントカレッジ」(博多区博多駅南)を1時間ずつ視察し、12時過ぎには県議会に戻っていた。実働3時間だ。
ホテルオークラ(博多区)は県議会棟(博多区)から車で約10分ほどの近さにある。日常県議会に通うはずの議員が、「視察」の日だけ特別に高級ホテルに宿泊する必要があるのだろうか。しかも視察先は福岡市内から1時間以内の「九州国立博物館」、翌日は福岡市内の視察である。加えて、ホテルオークラは、国内外に名の知られた高級ホテル。通常ならシングル1泊21,000円で、委員会視察の日当19,200円を超える。公費出張に不釣合いなことは明らかだ。県議会の公費支出への意識の低さが伺える。
つづく
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