トヨタ自動車の豊田章男社長は一連のリコールに関する公聴会に出席する。公聴会は日本時間の24日午前1時から始まる。今回、まず問われるのは2007年9月に発覚したフロアマットの不具合によるリコールの件である。この公聴会でどのようなやり取りをするのか、トヨタがどのような回答をするか注目である。2000年に発覚した三菱自動車の大規模リコール隠しは記憶に新しい。その後の三菱自動車の顛末は周知の通りだ。
一部では今回のリコール問題はアメリカによるトヨタ叩きとの見方もあるが、自社が製造したクルマに不具合があるのなら、速やかにお得意の「カイゼン」を実施すべし。真摯な対応を望む。ユーザーはリコール対応をよく見ている。
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