平成18年度から今年2月までに、福岡市及び市の外郭団体と、市漁協と密接な関係を持つ「博多湾環境整備」、「博多港管理」、「コンドー」のそれぞれの企業と結ばれた工事や業務委託などの契約件数は合計85件。契約金額はしめて53億円にのぼる。各社の受注内訳は次の通りである。
「博多湾環境整備」受注件数44件
・財団法人 福岡コンベンションセンター 7件
・財団法人 福岡市海づり公園管理協会 4件
・博多港ふ頭株式会社 10件
・博多港開発株式会社 5件
・福岡市 18件(農林水産局関連5件、港湾局関連 13件)
「博多港管理」受注件数22件
・福岡市 22件(農林水産局関連4件、港湾局関連18件)
「コンドー」受注件数19件
・福岡市 19件(農林水産局関連5件、港湾局関連14件)
漁協と関係の深い農林水産局、そして博多港の公共事業を握る港湾局関連の契約件数は、地場企業の中では上記3社が突出している。特別扱いと言っても過言ではないのだ。
(つづく)
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