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【糸島市長選】「変革には覚悟がいる」30代有権者の声
政治
2010年2月 2日 15:51

 糸島市役所HPによると、1月14日の時点で糸島市の有権者数は約8万600人。65歳以上の人口は約2万900人、高齢化率約20.8%となっている。今回の市長選は、合併直前の09年9月に行なわれた前原市長選挙の投票率(48.63%)を上回ることが予想される。最後の前原市長選挙は、市長任期が糸島市誕生までの77日間と短かったことから、有権者離れを招いたと言われており、合併後の今回の選挙は、人口が増えた上に市民の関心も高い。

 1月23日に松本嶺男氏(前前原市長)、同31日に佐藤俊郎氏(新人)が決起集会を行なうなど前哨戦も熱を帯びてきた。それぞれの参加者を見ると、松本氏側は中高年や高齢者が多く、一方の佐藤氏側は、若年世代と中高年世代が3対7といった割合であった。志摩地区と二丈地区の票とともに、選挙結果を左右すると思われる若い世代の票の行方は予測が難しい。

 二丈地区で自営業を営む30代男性へ話を聞くことができた。
「今までの市政を変えて、新しい風を入れることは大事なことだと思う。しかし、自分たちの生活がかかっている以上、変革には覚悟がいる。立候補者にはその覚悟を持たせるぐらいの説得力ある選挙戦を展開して欲しい」。その声には、民主党政権の支持率低下を受けて、変革に対し慎重になっている様子がうかがえた。

 ある政治評論家は、昨年の政権交代を「国民にとって、不信(自民党)か不安(民主党)かの選択だった」と分析している。
取材をしてみると、従来の市政に対する批判の声は多く、今回の糸島市長選挙も「不信(旧市政)」と不安「(新人)」の選択と言えるのではないだろうか。ただし、志摩地区、二丈地区の有権者では、立候補予定者の知名度が低く、さらには“行政からのおきざり”に対する懸念があり、どちらも「不安」と言える。


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