(株)鹿児島銀行(本社:鹿児島市、永田文治頭取)は3月1日、同行が支援している事業者が国内クレジット認証委員会においてCO2排出削減事業者として承認されたと発表した。
同行は、地元事業者の温室効果ガス(CO2)排出削減など環境ビジネスへの支援活動を展開しており、その一環として「国内クレジット制度*」に基づくCO2排出削減事業の支援業務を行なっている新和技術コンサルタント(株)(本社:鹿児島市、坂元虎彦代表取締役)と提携し、支援活動の充実を図っている。
今回、同提携に基づく支援により「社会福祉法人 内之浦会特別養護老人ホーム 銀河の里」「(有)南郷包装」の2事業者が、国内クレジット認証委員会で鹿児島、宮崎県で初となるCO2排出削減事業者として承認された。
承認された事業者は、排出削減事業を実施することによりCO2排出量を削減し、創出されたクレジット(排出権)を大企業などへ売却することを予定している。
*「国内クレジット制度」
大企業等が資金や技術を提供して中小企業などが行なった温室効果ガス排出抑制の取組みによる排出削減量を、「国内クレジット認証委員会」が認証し、排出権として利用できる制度。
■排出削減事業 概要
1.社会福祉法人 内之浦会特別養護老人ホーム 銀河の里
<代表者>
吉重 康裕
<所在地>
鹿児島県肝属郡肝付町
<事業の名称>
介護老人福祉施設における木質生チップボイラーの導入および空調設備の更新
<その他関連事業者>
新和技術コンサルタント(株)
(省エネ診断、排出削減事業計画の作成および審査時の補助を実施)
<CO2削減量>
106t─CO2/年
2.(有)南郷包装
<代表者>
川野 純一
<所在地>
宮崎県日南市南郷町
<事業の名称>
発泡スチロール製造業におけるボイラーの更新
<その他関連事業者>
新和技術コンサルタント(株)
(省エネ診断、排出削減事業計画の作成および審査時の補助を実施)
<CO2削減量>
69t─CO2/年
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