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前途多難・老舗百貨店井筒屋の再建(20)~社長交代劇の真相~そごう破綻の軌跡(2)
特別取材
2010年3月 4日 08:00

 そごうのメインは日本興業銀行であり、準メインは外資の資本系列に入った新生銀行(旧日本長期信用銀行)であった。メインの興銀は70行の金融機関に対して6,300億円の債権放棄による再建案を取りまとめ、自ら約1,900億円の債権放棄を行い、新生銀行に970億円の債権放棄を求めたが拒否されたことなどから暗礁に乗り上げて、2000年7月12日、そごうは民事再生を申請し実質倒産している。

 その当時のそごう本部は、東京都港区白金台3-19-1 第31興和ビル6階。メインの日本興業銀行(東京都千代田区丸の内1-3-3)のそごう専任担当部署は、営業第十一部第一班であった。そごうグループの表の顔として東証一部に上場していた(株)そごう(大阪市中央区心斎橋1-8-3)の財務担当部署には何の権限も付与されていなかったし、その生殺与奪を握っていたのは日本興業銀行や新生銀行などの主力銀行であった。

 今の井筒屋の生殺与奪は山口銀行、福岡銀行、みずほ銀行の3行に委ねられており、主力行の足並みが揃わない状況になれば、そごう破綻の軌跡を辿ることになりかねない。

(つづく)
【北山 譲】


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