2月28日、南米チリで発生した大地震に伴う津波により、日本各地の海岸部では津波警報等が発令され、避難勧告が出された。しかし、勧告を無視し、波乗りを続けるサーファーが多数いたことが海上保安庁の調べで分かった。
同日、津波への注意を呼びかけたNHKの特別番組で、東京大学地震研究所の都司准教授は、「津波は高波と性質が全く違う。海全体が押し寄せるようなものである」と説明している。同番組の中継では、大津波警報発令中の地域において、現地住民が海岸で海の様子をうかがう姿が確認された。
福岡のサーフィン愛好家に話を聞くと、「津波がそんなものとは知らなかった。その日、海には行かなかったが、仲間の間では福岡にはたいした波が来ないと残念がる者もいた」と語っており、津波に対する認識不足の程度がうかがえた。
事故に遭ってしまえば、「知らなかった」では済まされない。今後、同様の事態にならぬよう、津波に対する正しい知識の周知徹底を図っておく必要があるのではないだろうか。
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