2000年7月12日に経営破綻したそごうは、同年7月26日の民事再生手続開始決定を受けて、元西武百貨店社長・和田繁明氏を特別顧問に迎えて再建の道筋を探ることになった。同年12月25日 そごう発祥の大阪店を閉店し、その翌年1月31日に再生計画認可を受け、和田繁明氏率いる新経営陣のもとで本格的な再建をスタートさせた。
そごう破綻前の経営状況に置かれている「井筒屋」が、生え抜きの影山新社長の下で破綻を回避して再建を果たせることができるのかどうか、その手腕が試されることになる。「そごう・西武」との提携合併及び岩田屋再建の枠組みが、一つの再生へのヒントになるかもしれない。
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