4日、消費者庁は、音楽のオンライン配信「iTunes Store(アイチューンズ・ストア)」を利用した消費者が心当たりのない利用料金の請求を受けたトラブルがつづいていることに関して、運営母体のiTunes(株)(代表取締役エデュアルド・クー)に情報の照会を呼びかけた件について、同社から回答があったとしてホームページ上にその回答文書を公開した。
同回答でiTunes側は、利用者から寄せられている懸念については「プライバシーにかかわる問題のためコメントを差し控える」として内容の公開を避けた。
またトラブルの原因として、「クレジット詐欺」など3つの原因を指摘したうえで、「iTunesに特有の問題ではない」と回答している。
さらに同社が使用している技術・プロセスは成果最高水準のものと強調、「第三者認定審査機関(QSA)における検査でも不遵守事項の指摘を受けたことはない」と安全性の高さを主張している。
これに対し消費者庁はふたたび、補足的な質問を文書で投げかけている。
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照会事項に対する音楽情報サイト運営事業者からの回答について
音楽情報サイト運営事業者に対する補足的な質問について
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