北九州市、独立行政法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)、(株)日立プラントテクノロジー、東レ(株)は北九州市に「ウォータープラザ」を開設する。先進の水循環システムの開発から管理・運営ノウハウの蓄積、さらには国内外に情報発信し技術普及を進めるため。
同プロジェクトの実施にあたり相互協力を進めるため、2月26日に北九州市とNEDOの間で覚書を、また、北九州市と日立プラントテクノロジーおよび東レの間で基本契約をそれぞれ締結した。
<実証研究内容>
「ウォータープラザ」での実証研究内容は、NEDOの委託を受けた日立プラントテクノロジーおよび東レが、北九州市と相互に協力し、下記の実証研究を実施する。
1.ウォータープラザをモデルに、官民が連携した管理運営を試行
2.ウォータープラザをショールームとした国内外への情報発信、技術普及
3.実証研究の成果を活用した事業化の検討
<主な役割分担>
[北九州市]
○用地使用の承諾
○原水の供給および廃水の受入れ
○研究成果の発信および来訪者対応
○その他、実証研究の推進に必要な事項
[日立プラントテクノロジー、東レ]
○ウォータープラザおよび関連施設の建設
○施設の運転・維持管理、生産水の供給
○研究成果の発信および来訪者対応
○その他、実証研究の推進に必要な事項
<実証研究場所>
北九州市「日明浄化センター」内(敷地面積:約5,000m2)
<実証研究期間>
2009年10月29日~2014年3月31日
(北九州市の協力期間:2010年2月26日~2014年3月31日)
<推進体制>
北九州市、NEDOおよび民間2社に、学識者などの第三者を加えた「(仮称)実証研究推進会議」を設置し、実証研究を円滑かつ効率的に実施する。
<詳細・お問い合わせ>
北九州市 - 組織 - ウォータープラザの開設について
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