ZENNAMAが1日発表した2010年1月度の生コン出荷状況は、下記のとおり。
(1)組合員出荷数量 | 5,460 千m3 | (前年同月比 88.0%) |
(2)非組合員出荷数量 | 678 千m3 | (前年同月比 76.2%) |
(3)総出荷数量 | 6,138 千m3 | (前年同月比 86.5%) |
( 官公需 ) | 3,134 千m3 | (前年同月比 94.3%) |
( 民 需 ) | 3,004 千m3 | (前年同月比 79.6%) |
前年同月比では、総出荷量が07年3月以来35カ月連続のマイナス、官公需が07年2月以来36カ月連続のマイナス、民需が07年5月以来33カ月連続のマイナスと厳しい市況が続いている。単月ベースでは、総出荷量が09年5月(6,345千m3)の最小値を、民需量が09年8月の最小値(3,538千m3)をそれぞれ更新。
福岡県下の10年1月総出荷量においても、23万m3で前年同月比78.1%と大幅なダウン。
全国の総出荷量が、2009年度(4~1月)累計で7,194万m3と前年比84.8%。年間総出荷量1億m3どころか9,000万m3もショートする公算が高い。まだまだ市況は更に苦境下にあると、生コン関係者は嘆いている。
【河原 清明】
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