消費者庁は3月9日、トランス脂肪酸の表示に向けた今後の取り組みについての見解をまとめた。
同庁では昨年12月以来、関係省庁とともにトランス脂肪酸の摂取量や健康への影響に関する情報収集を行なってきたが、今後、消費者に対する情報提供の充実を図るために、栄養のバランスのとれた食生活の大切さやトランス脂肪酸など脂質に関する情報が正しく伝わるよう、消費者に対しての普及啓発を推進するとしている。
また、トランス脂肪酸の情報開示に関するガイドラインを、本年夏をメドに取りまとめる意向。まずはトランス脂肪酸の定義や公定法、誤差等のルールのほか、策定の基礎となるデータを作成するとしている。
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「トランス脂肪酸の表示に向けた今後の取組みについて」
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