井筒屋単体の売上高は05年以降6期連続で減収となっている。連結におけるシェアは70%台で推移しているが、08年は博多井筒屋撤退による減収で単体の売上高シェアは82.5%と大幅な増加となったが、09年以降はコレット井筒屋、山口井筒屋への出店効果もあり、70%台に戻っている。営業利益は07年までは20億円台を維持している。08年~10年は13~14億円で推移しており05年からは半減しているものの黒字は確保している。経常利益も大幅な減益傾向となっているものの、一応黒字を確保している。08年の最終利益26億円の黒字(博多井筒屋撤退補償金)は一過性の特殊要因であり、実態は6期連続赤字とジリ貧状態が続いている。
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