(株)宮崎太陽銀行(本社:宮崎市、宮田穂積頭取)は3月10日、2010年3月期通期の業績予想の修正ならびに第4四半期の有価証券評価損を発表した。
1.業績予想の修正
(1)10年3月期 通期(09年4月1日~10年3月31日)
単体業績予想の修正
【経常収益】
前回発表予想:138億円
今回修正予想:136億円
増減額:-2億円
【経常利益】
前回発表予想:▲17億円
今回修正予想:▲71億6,100万円
増減額:▲54億6,100万円
【当期純利益】
前回発表予想:▲25億円
今回修正予想:▲84億1,300万円
増減額:▲59億1,300万円
<単体業績予想修正の理由>
貸出金利息の減少を主因に経常収益は前回予想より2億円減収となるものの、銀行本来業務の利益を表すコア業務純益は、ほぼ予想どおりとなる見込み。一方、10年3月期決算において、資産の健全化を目的に将来発生が予想されるリスクを極力排除し安定的な財務基盤を構築するため、有価証券の減損処理と予防的不良債権処理を積極的に行なうことで、経常損失は約71億円、当期純損失は約84億円になる見込みとなった。
(2)10年3月期 通期(09年4月1日~10年3月31日)
連結業績予想の修正
【経常収益】
前回発表予想:157億円
今回修正予想:155億円
増減額:▲2億円
【経常利益】
前回発表予想:▲16億円
今回修正予想:▲70億5,300万円
増減額:▲54億5,300万円
【当期純利益】
前回発表予想:▲25億円
今回修正予想:▲83億9,600万円
増減額:▲58億9,600万円
<連結業績予想修正の理由>
銀行単体の業績予想修正の影響を受けたため。
2.10年3月期 第4四半期の有価証券評価損
(A)第4四半期中の有価証券評価損の増加額(イ)-(ロ):33億円
(イ)第4四半期末の有価証券評価損の総額:39億1,000万円
(ロ)第3四半期末の有価証券評価損の総額:6億1,000万円
(B)09年3月期の純資産の額(A/B×100):136億4,300万円(24.2%)
(C)最近5事業年度の平均経常利益額(A/C×100):18億5,500万円(177.9%)
(D)最近5事業年度の平均経常利益額(A/D×100):7億3,700万円(447.8%)
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