08年の連結子会社の売上高は07年３月に閉店した博多井筒屋の影響を受けて、175億円（連結シェア21.1％）と大幅な減収となったものの、09年はコレット井筒屋（08年４月）、山口井筒屋（08年10月）の新規開店が貢献して、21％まで落ち込んだ連結シェアは42.5％に急回復している。しかし営業利益は新規出店の経費増や博多井筒屋撤退に伴う減損処理等が嵩み、マイナス14億4,000万円と大幅な赤字を計上している。10年２月もサロン・ド・U・井筒屋（博多リバレイン）、飯塚井筒屋、久留米井筒屋の閉店に伴う減損処理等により、マイナス８億円を予想しており、新規出店したコレット井筒屋や山口井筒屋の苦戦が読み取れる。

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