福岡酒類販売(株)
内紛表面化で取引先撤退も
(株)塩見組
早急な財務体質改善が必要
■木造建築工事(福岡)/(株)ディヴァイス
販売不振 破産手続開始決定 負債総額 約5億円
代表清算人 : 清水 民樹
所在地 : 福岡市東区筥松4-8-67
設 立 : 1992年9月
資本金 : 3,300万円
年 商 : (08/6)約7億9,000万円
2009年6月23日までに実質的に事業を停止していた同社は10年2月2日付で福岡地裁へ破産手続開始を申請、3月3日に開始決定を受けた。申請代理人は岡本成史弁護士(岡本綜合法律事務所、福岡市中央区天神3-3-5、電話:092-718-1580)ほか1名。破産管財人は田中雅敏弁護士(明倫法律事務所、福岡市中央区天神1-6-8、電話:092-736-1550)。負債総額は約5億円が見込まれる。
■木製家具製造(福岡)/西日本立川工芸(株)
受注不振 債権者判明 負債総額 約2億1,100万円
代 表 : 立野 大和
所在地 :福岡県大川市中古賀1048-1
設 立 : 1967年3月
資本金 : 3,000万円
年 商 : (09/1)約9,000万円
2009年9月24日までに事業を停止していた同社は、12月18日に福岡地裁柳川支部に破産手続開始を申請し、10年2月18日に開始決定を受けた。負債総額は約2億1,100万円が見込まれる。
■米穀類卸(北九州)/(株)米輝
採算割れ 破産手続開始決定 負債総額 約17億円
代 表 : 赤瀬 浩
所在地 :北九州市若松区南二島1-5-9
設 立 : 1985年1月
資本金 : 1,000万円
年 商 :(09/9)約13億円
3月2日、同社は福岡地裁小倉支部より破産手続開始決定を受けた。申請代理人は初瀬貴弁護士(虎門中央法律事務所、東京都港区西新橋1-7-13、電話:03-3591-3281)。破産管財人は田邊匡彦弁護士(黒崎合同法律事務所、北九州市八幡西区黒崎3-1-7、電話:093-642-2868)。負債総額は流動的ながら約17億円が見込まれる。
■温泉旅館経営(佐賀)/(名)花月
販売不振 破産手続申請準備中 負債総額 約6億円
代 表 : 田中 紘一
所在地 :佐賀県武雄市武雄町武雄7385
設 立 : 1951年5月
年 商 : (09/3)約1億2,000万円
2月28日までに同社は事業を停止し、破産手続の申請準備に入った。担当は中尾中弁護士(わかくす法律事務所、佐賀県武雄市武雄町武雄5663-2、電話:0954-22-6331)。負債総額は約6億円が見込まれる。
■厨房用機械器具製造販売(大阪)/(株)ミカド
【続報】 再生手続廃止決定 負債総額 約146億円
代 表 : 高田 幸治
所在地 : 大阪市北区大淀南1-10-9
設 立 : 1985年3月
資本金 : 4億6,000万円
年 商 : (09/3)312億2,567万円
弊誌1月7日号「モルグ」ほかにて既報の同社は、3月4日に大阪地裁より民事再生手続廃止決定を受け、事業を停止した。保全管理人は、小寺史郎弁護士(フェニックス法律事務所、大阪市北区中之島2-2-2、電話:06-4706-1550)。負債総額は約146億円が見込まれる。
■生コン製造ほか(兵庫)/(株)大石
採算割れ 破産手続申請準備中 負債総額 約45億円
代 表 : 大石 吉成
所在地 : 兵庫県洲本市下加茂1‐1‐11
設 立 : 1963年2月
資本金 :1億円
年 商 : (09/6)約91億1,600万円
3月1日、同社は事業を停止し、破産手続の申請準備に入った。担当は吉田裕樹弁護士(京町法律事務所、兵庫県神戸市中央区京町75-1、電話:078-331-0561)ほか1名。負債総額は約45億円が見込まれる。
■開かれたクリーニング業界のパンドラの箱
実態調査は「魔女狩り」か 縦割り行政が招いた構造的欠陥
2010年1月28日、国土交通省はドライクリーニング業を営む工場の本格的な実態調査を開始する通達を、各都道府県の建築主務部に出した。
○事業内容の分類
○福岡は全国6位
○悩みの種は設備投資
○あなたはどう思うか
○一致団結して声を
■業界を読む
過去の一枚岩崩壊の現状 厳しさを増す業界環境
管工事業界
管工事業界は主に、ビルやマンションなどの箱物の空調・吸排設備工事を取り扱う業者と、ライフラインでもある地中の配管工事を手掛ける本管工事業者とに大別される。過去には棲み分けが行なわれつつも、他業種と違って福岡地区では協力会が1つであり、公共工事受注においてもいくぶん平穏な状態だったと聞かれる。
○公共工事主体で事業が展開できた時代
○入札方法の変更
○競争激化で叩き合い
■倒産を追う
鳥栖・基山地区3大ゼネコンの一角 赤字体質脱却できず
内山建設(株)
2月25日、佐賀県鳥栖・基山地区のゼネコンである内山建設(株)が破産した。同社は100年以上の業歴を有し、社寺建設や公共工事を得意としていた老舗である。しかし、慢性的な赤字体質から脱却できず、事業の存続を断念することとなった。
代 表:内山 正博
所在地:佐賀県三養基郡基山町大字宮浦1006-1
設 立:1972年7月
資本金:3,000万円
年 商:(09/6)13億8,618万円
○神社仏閣に強かったゼネコン
○極力隠していた経歴
○後輩の妻の会社から借金
○昔の放蕩経営のツケも
■マックス市政ニュース
漁協の力で港湾事業支配 港湾事業の闇(7)
2008年10月に九地整が発注した「博多港(須崎ふ頭地区)泊地(-12m)浚渫工事(第2次)」の着工を1年近く遅らせた福岡市漁協の幹部が、地場マリコン「博多港管理(株)」(福岡市中央区)の子会社「(株)コンドー」の取締役に就いていたことは前回述べた通り。
○浚渫工事、中止の背景
○マリコンが恐れる漁協の力
○福岡市漁協幹部 別のマリコンの役員にも
○漁協と地場マリコンの歴史
■インタビュー
ヒューマン・カンパニーを目指して 目標は3年後、300億円
(株)えがお 常務取締役 高橋 貞光 氏
(株)えがお(熊本市東本町1-47、代表:北野忠男)は16種類の健康食品を通販ルートで展開する九州では有数の健食専門の通販メーカー。同社はこれまで黒酢、サメ肝油、ビルベリーを主力商品として展開してきたが、2年前に旧社名の(株)ロフティから現在のえがおに社名をチェンジ、わずか2年で月間売上が全アイテムの2割を占めるに過ぎなかった黒酢商品『えがおの黒酢』を7割を超えるメガヒット商品に導いた。
○明るさを増した社内
○「えがおシップ」で結束
○顧客本位の徹底
■CMC特別レポート 037
地雷原の子どもたちのために 日本国内の支援の動き
カンボジア地雷撤去キャンペーン(CMC)代表 大谷 賢二 氏
明博史と現地職員がカンボジアで奮闘しているとき、日本国内でもさまざまな動きがあった。本部をはじめ各事務局での講演や授業、街頭募金や国際イベントへの出展など、日常活動の展開は報道各社、出版社、行政などの協力も得ながら少しずつ全国に浸透していった。
○歯科、造園、水質調査のプロがカンボジアへ
○地域、企業の立場から支援
○学校建設に向け奔走
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