23日、(株)ゼンリン(本社:、社長)は、新たな事業「Actiz(アクティズ)」を開始すると発表した。
新事業では、長年培った地域に根差した事業活動と地図情報整備ノウハウをもとに、無料でポスティング配布する地図情報マガジン「Actiz mi-ru-to [みると]」、パソコンサイト「Actiz.jp」、モバイルサイト「Actiz.jp mobile」、電子書籍「Actiz eBook」の4つのメディアで展開することで地域コミュニケーションの活性化を目指すとしている。
「Actiz mi-ru-to」では、「医療」「自治体」「防災」「買い物」「学び」情報を地図・リスト・記事という独自の編集構成で提供し、従来の無償誌と差別化を図る。「Actiz.jp」では「電子コミュニティ」の場を提供、「Actiz.jp mobile」では、クーポン情報を掲載、電子書籍「Actiz eBook」では「Actiz mi-ru-to」をはじめとした書籍を電子化して展開し、情報の持ち出しを可能にするとしている。
営業開始は4月4日から。6月にさいたま市浦和区・さいたま市南区、神戸市東灘区の発刊を皮切りに、2013年3月期までに全国300カ所の地域(市・区)で展開。売上高50億円を目指すとしている。
なお3月25日からプロモーションを開始するものの、当期の業績に与える影響は軽微としている。
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