23日、大手総合電機メーカーの三菱電機は今期(2010年3月期)の連結決算の業績予想を上方修正した。2月2日の発表では200億円の最終赤字を見込んでいたが、中国をはじめとするアジア諸国への設備投資が急激に回復したことを受けて、250億円の当社株主に帰属する当期純利益(当期利益)を計上する見通しとなった。それほど今回の受注の増加は急激だったようだ。
中国などアジア諸国への設備投資需要が高まり、産業メカトロニクスと電子デバイス部門の売上高が増加見込み。また、利益に関しては固定費の削減や原価低減施策を強化したことで増加予測となった。
他の総合電機メーカーの決算の動向にも注目が集まる。
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