下の文書は福岡県議会における平成20年4月15日に支給された「応召旅費」の一覧である。議会事務局の説明によると、応召旅費は県議会定例会の前半と後半あるいは委員会開催ごとの精算で、議員各自に支給されるという。
この時は、定例会が開かれており、本会議、委員会など最高で9日間会議に出席した議員の場合、次のような受取額になる。
市内に住所地がある議員は1万円×9日で90,000円。
以下、久留米市、小郡市、筑紫野市、春日市、大野城市、宗像市、太宰府市、前原市、古賀市、筑紫郡、糟屋郡、宗像郡又は糸島郡にある議員が14,000円×9日で126,000円。
北九州市、大牟田市、直方市、飯塚市、田川市、柳川市、山田市、甘木市、八女市、筑後市、大川市、中間市、遠賀郡、鞍手郡、嘉穂郡、朝倉郡、浮羽郡、三井郡、三潴郡、山門郡又は三池郡にある議員が17,000円×9日で153,000円。
行橋市、豊前市、八女郡、田川郡、京都郡又は築上郡にある議員が20,000円×9日で180,000円の支給を受けている。
4月15日支給分だけで、全議員の合計は9,548,000円。約1,000万円近い税金が議員らの懐に入ったことになる。重ねて言うが応召旅費は「費用弁償」ということで非課税だ。
それでは、年間合計になると、どれほどの金額を受けとっているのだろう。
(つづく)
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