福岡県は、2008年度の取組結果が提出された217の「エコ事業所」について審査を行ない、特に優秀と認める事業所(最優秀事業所 3事業所、優秀事業所 6事業所)を表彰すると発表した。3月25日に最優秀事業所に対し表彰式を行なう。またあわせて「ふくおかエコゲームコンテスト」の表彰式も行なう。
同県では2007年9月から、省エネルギー、省資源活動に率先して取り組む「エコ事業所」を募集しており、現在約1,400の事業所が参加している。温暖化防止について特に優れた事業活動を行った事業所を顕彰することにより、県内の事業所が環境に配慮した事業活動の重要性を認識し、温暖化防止に取り組むよう促すとしている。
<表彰の日時>
3月25日(木) 11:00から
<会場>
福岡県庁 行政特A室(1階南棟)
(福岡市博多区東公園7-7)
<表彰式参加者> ※賞状授与者:脊戸 俊介環境部長
○電気使用量の削減に向けた取組部門
[(株)エステック21 代表取締役 安部 貴巳弘 氏]
CO2排出量の「見える化」によるデータ分析を行い、前年比36.4%という大きな削減を達成した。
○自動車燃料使用量の削減に向けた取組部門
[(株)十八防災システム 代表取締役 林 裕次郎氏]
エコドライブ実施のためにチェックシート記入を社員全員で取り組み、前年比27.3 %という大きな削減を達成した。
○その他の地球にやさしい活動部門
[西日本旅客鉄道(株) 新幹線管理本部 博多総合車両所 所長 田仲 文郎]
CO2排出量削減、特定化学物質の削減など、環境に配慮した活動に継続的にかつ幅広く取り組んだことに加え、ごみの分別を徹底することでリサイクル率96.3%を達成し、また、工場一般開放日を設けるなど地域との関わりを持っている。
≪詳細・お問い合わせ≫
福岡県庁ホームページ エコ事業所の温暖化防止の取組を表彰~最優秀事業所3事業所、優秀事業所6事業所~
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