東証一部上場の産業用機械卸・(株)日伝(本社:大阪市中央区)は産業用ロボット販売を拡大する模様。その一環としてファナック社製の「ゲンコツロボット」の取扱いを始めるようだ。
機械専門商社各社はこれまでのような部品の単品売りだけでなく、エンジニアリング機能を携えた業態へとシフトさせている。今回の日伝の施策もその一環と見られる。
三菱電機の代理店として名を馳せる(株)立花エレテックや椿本興業(株)などは「技術商社」を謳っており、社内にエンジニアリング部隊がいる。この部隊が居ることで、ユーザーへの提案の幅が広がったのは言うまでもない。これこそが機械商社に求められていることなのだろう。
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