（株)マツモト
少子化の影響もあり連続赤字を計上
(株)遠見
受注体制の見直しが急務
■信販（宮崎）／アイ・シー・カード（株）
採算割れ 民事再生法適用申請 負債総額 約3１億3,800万円
代 表 ： 日高 彰良
所在地 ： 宮崎市千草町4-17
設 立 ： 1978年２月
資本金 ： １億5,000万円
年 商 ： （09/６）５億8,998万円
３月１８日、同社は宮崎地裁に民事再生法の適用を申請し、同日保全命令を受けた。申請代理人は江藤利彦弁護士（江藤法律事務所、宮崎市老松1-5-1、電話：0985-20-9911）ほか３名。負債総額は約31億3,800万円が見込まれる。
■鋼構造物工事（宮崎）／昭和鉄工（株）
採算割れ 銀行取引停止処分 負債総額 約24億円
代 表 ： 金城 隆
所在地 ：宮崎市佐土原町西上那珂4447
設 立 ： 1962年２月
資本金 ： 2,000万円
年 商 ： （09/１）27億9,091万円
弊誌３月11日号「モルグ」ほかにて既報の同社は、３月16日、第２回目の決済不調に陥り、銀行取引停止処分となった。負債総額は、09年１月期末時点で約24億円。すでに、２月６日に全従業員を解雇して工場を閉鎖しているが、関係者は再開したいとの意向を示していると聞かれる。
■内装工事（山口）／（株）内山装飾
受注不振 破産手続申請準備中 負債総額 約２億円
代 表 ： 内山 椿子
所在地 ： 山口市陶2551－2
設 立 ： 1981年10月
資本金 ： 3,000万円
年 商 ： （09/9）2億9,933万円
３月16日、同社は事業を停止し破産手続申請の準備に入った。担当は中光弘治弁護士（中光法律事務所、山口市駅通り2-3-23、電話：083-901-1080）。負債総額は約２億円が見込まれる。
■木製家具製造（大分）／（株）杉田工業
受注不振 破産手続開始決定 負債総額 約9,000万円
代 表 ： 阿部 兼三
所在地 ：大分市大字鴛野字佑ノ木946-7
設 立 ： 1986年５月
資本金 ： 500万円
年 商 ： （09/３）約１億円
３月９日、同社は大分地裁より破産手続開始決定を受けた。破産管財人は森脇宏弁護士（平山法律事務所、大分市中島西3-2-26、電話：097-538-2123）。負債総額は約9,000万円が見込まれる。
■特集・変わるか？福岡都市流通
福岡パルコ開業 博多駅と地域間競争に突入
福岡パルコが19日開業した。天神の一等地が６年余り、空き家状態だっただけに、地元商業施設や商店街は歓迎ムード一色だ。全国的なブランド知名度を持ち、商業施設運営では定評のあるパルコの進出は、天神の活性化に寄与しそうだ。
○歓迎ムードの地元
○ビル運営では定評
○天神にプラス材料
■特集・変わるか？福岡都市流通
忙しさに潤いが比例しない惨状 棲み分けが崩壊した店舗内装業界
３月19日に福岡パルコがオープンを迎えた。来年にはJR博多シティや福岡橋本モール（仮称）、岩田屋隣の商業・オフィス複合型ビル、イオンモール大牟田などが開業する予定。来春の博多駅のリニューアルに合わせるかのように福岡ではようやく大型物件の動きが出てきた。
○前期は大手総崩れ 店舗内装業界の現状
○深刻な安値受注 低下するモラルと品質
○生き残りにかける地場業者 進むべき道は？
■特集・変わるか？福岡都市流通
再び灯がともったベイサイドプレイス 過去の教訓は活かされるのか？
３月11日、ベイサイドプレイス博多（株）により、「ベイサイドプレイス博多」（以下、ベイサイド博多）がオープンした。05年９月、第三セクターが破綻してから約４年半、灯が消えていた博多ふ頭に再び灯がともったことになる。
○第三セクターの業績悪化
○客層拡大を図る 温泉事業が裏目に
○再生、そして新たな課題
■特集・変わるか？福岡都市流通
どうなる福岡の都市力 カギを握る３つの要素
福岡パルコオープンによって福岡の都市力向上が期待されている。しかし一方で、カギを握ると思われる３つの要素、すなわちＪＲ博多シティ、福岡商業地の地価、地下鉄延伸問題について見てみると、課題も多く残されていることが分かる。
○JR博多シティオープン
○急落する福岡商業地の地価
○地下鉄延伸問題と流通
■インタビュー
沖縄健康食品V字回復に期待 宇宙教育プロジェクトに復活賭ける
（有）沖縄長生薬草本社 代表取締役 下地 清吉 氏
（有）沖縄長生薬草本社（沖縄県南城市）は広大な自社農場と契約農場で「ウコン」「シークヮーサー」「グァバ」「クミスクチン」「ノニ」など豊富な健康食品素材を独自の栽培法で育成し、最終商品の製造・販売を行なっている。
○宇宙ウコンに託す夢
○積極的な海外進出図る
○「GMP認定工場」２年で10社
■マックス市政ニュース
強大すぎる漁協の力 港湾事業の闇（8）
福岡市発注の港湾関連公共事業は、受注業者に極端な偏りが見られる。2008年４月から今年１月までの工事について、契約金額ベースで見ると、３系統５社で約80％の工事を受注していたことになる。
○博多港管理VS宮川建設
○港湾事業を牛耳る
○漁協の横暴
■恩田の深層WATCH
九電川内原発7人プラスα死傷事故 徹底解明と3号機増設論議は不可分
前回の九州電力川内原発における死傷事故の本誌記事に対し、読者から予想通りの反応があった。それは、「電気設備に関わる死傷事故はいくらでもある。場所が原発内だったというだけで特別視するのはおかしい」というもの。
○「推定」による事故報告
○７人以外の被災者の可能性
○増設論議前に真相究明を
※記事へのご意見はこちら
