31日、山下医科器械(株)(本社:福岡市中央区、山下尚登社長)は、2010年5月期第3四半期決算(連結)を発表した。
当第3四半期連結累計期間における売上高は前年同四半期比7.7%増の271億7,500万円、経常利益は同比10.1%増の1億3,500万円)、四半期純利益は同比10.5%増の6,500万円となった。医療機器販売業界内の競争激化により売上高総利益率は低下したものの、売上増加に伴い売上総利益が増加した。
売上高については、医療機器部門のうち一般機器分野では医療機器備品や理化学検査機器の売上増加などにより52億7,200万円(前年同四半期比19.4%増)となった。一般消耗品分野では、SPD契約施設や既存取引医療機関への医療機器消耗品の販売拡大などにより133億4,600万円(前年同四半期比4.5%増)となった。
低侵襲治療分野では、内視鏡およびサージカル備品の売上増加に加え、処置用医療材料(IVE・IVR)の売上増加などにより58億4,600万円(前年同四半期比8.5%増)となった。メディカルサービス分野では、放射線機器の売上高が若干前年を下回ったものの、増改築案件に伴う設備備品の売上増加などにより17億8,200万円(前年同四半期比3.3%増)となった。
この結果、医療機器部門の売上高は262億4,900万円(前年同四半期比8.0%増)となった。
医療情報部門では電子レセプト義務化に伴うシステム導入需要はあったものの、情報機器の売上減少により9億2,600万円(前年同四半期比1.6%減)となった。
▼関連リンク
⇒山下医科器械株式会社
*記事へのご意見はこちら
※記事へのご意見はこちら