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特別取材

堀江貴文氏 特別寄稿 「ネット活用せずんば商機得ず!」(3)
特別取材
2010年3月31日 08:00

<商機を逃すな!今こそネット活用を>

 通販業者さんなどは、すでに「楽天」や「Amazon」などのショッピングモールをフル活用されているのではないでしょうか。彼らの強みは顧客のクレジットカード番号を確保しているところであり、簡単に決済が済ませられるのでお客様が購入しやすい環境にあると言えます。
堀江貴文氏
 しかし、通販業者に限らず、自社の商品をネット上で売ってみるのは、やってみると意外なニーズを生むきっかけにもなります。それは、ネットに載せれば「Google」などの検索エンジンが自動的にピックアップしてくれ、自社の商品・サービスに興味がある顧客がサービスを知ってくれるきっかけになるのです。つまり、ネット上に載せるだけで、広告宣伝費が多少セーブできると思ってください。また、ネット上にはプレスリリースを載せてくれるサービスもあります。新しいサービスが出たら、メールでそのサイトに送るだけで掲載してくれます。プレスリリースの良い点は、載せたら勝手にメディア側に伝わることです。最近は大手マスメディアだけでなく、個人のブロガーや零細ニュースサイトなどもかなり影響力を持っているので、口コミで情報が広まる時代です。

 また、ネットは人材募集にも役立ちます。最近話題の「Twitter(ツイッター)」というサイトは、個人や法人がアカウントを作ってリアルタイムに短い書き込みができるサイトです。ここで人材募集を行なっている社長は、複数存在します。学生や才能を持った個人も多数書き込みをされていますから、一本釣りということだって可能かもしれません。

 ここまでいくつかのネット活用術の例を挙げてきましたが、今の時代、ネットを使わないということが逆に不利になるような時代です。電話やFAXでしかコミュニケーションを取れない人もいますが、逆に今の若者達は生まれてからずっとインターネットがあった世代で、「デジタルネイティブ」と言われます。このような人達は、ネットが生活に自然に溶け合っています。商機を逃さないためにも、ネットの活用は急務だと考えます。

(了)


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