JR九州とイオン九州、マックスバリュ九州の3社は、29日に福岡市内で会見を開き、4月22日より、九州エリアのジャスコ、サティなどでJR九州が発行している電子マネー「SUGOCA(スゴカ)」が利用可能になることを発表した。利用可能店舗はジャスコ、サティのほか、ビブレ、マックスバリュ、ホームワイド、イオンスーパーセンターで、戸畑サティとジャスコ福岡伊都の2店舗のみ先行導入される。なお、イオングループのコンビニであるミニストップでは、今年8月末をメドに九州エリア全店で導入する予定。
JR九州の唐池恒二社長は、「現在、(SUGOCAの)導入店舗は1,100店舗だが、イオンが九州エリアに導入していただくことにより約4,500店舗になる。これからもイオンと手を取って進めて行きたい」と話した。
JR九州は今月13日に、JR東日本の「Suica(スイカ)」、西鉄の「nimoca(ニモカ)」、福岡市交通局(地下鉄)の「はやかけん」との相互利用をスタートさせた。利便性を高めるなどして、利用者増加に向けた試みを積極的に行なっている。来年夏を目標に導入店舗1万店舗を目指す。
イオン九州の岡澤正章社長は、「JR九州は利用者層がビジネスマンや学生であり、イオンの利用者層は主婦であるため、相互にメリットがある」と語った。なお、導入日となる4月22日(木)11時半より、イオンモール筑紫野特設会場で導入記念セレモニーを開催する。
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