16時半から衆議院本会議が開会され、平成22年度一般会計予算が可決された。
「政治とカネ」の問題が通常国会前から問題になり、国会運営がどうなるか懸念されたが、心配するに至らなかった。結果的に年度内成立ができることになった。自民党の健全野党としてのスタンスが定まっていないことも幸いだった。
予算は国民生活を守る最大の術(すべ)である。一日も早い予算執行により、元気の出る、明るい日本づくりが進められることを期待したい。
15時から外務委員会理事懇談会を開き、明日9時からの委員会で、沖縄・核密約について参考人質疑を行うことを決めることになった。参考人の協力を得て、出来る限り早い機会に外務委員会で参考人質疑を行いたい。
外務省はこの流れ、動きに反応して、外務省に設置された「いわゆる『密約』問題に関する有識者委員会」有識者チームによる報告書については、外務官僚がマスコミに縛りをかけて資料提供し、来週9日に岡田外相が記者会見をするという話が、マスコミ関係者から伝わってくる。
これだけ素早く行動するその能力を、是非とも外交に活かしてほしいものだ。
肝心なことにはスローで結果も出していないが、自己保身、自己栄達のためには積極的になる。このズレが国益を損ねていることを、読者の皆さんはどう受け止められるか。
「ウソつきに良い外交はできません」と、何人かの外務省OBの方々から電話が入る。
本日鳩山首相は小沢幹事長と会談し、企業・団体献金廃止に向けた協議機関を設置するべく、党内の議論を始めるよう指示し、小沢幹事長は「できるだけ早くそういう方向でまとめたい」と応じたと報じられている。時機を得た判断である。
企業・団体献金を即刻廃止すべきである。あわせて、政党助成金も受け取らないとした方が、より国民の理解を得られると思うのだが。
◎ 本日提出した質問主意書2件
・ №58 検察庁による刑事事件の捜査に係る秘密保持の実態等についての法務大臣の説明等に関する再質問主意書
・ №59 政権交代時における内閣官房機密費の支出に対する鳩山由紀夫内閣の見解等に関する質問主意書
○ 本日受領した政府答弁書4件
・ №45 東京地方検察庁による事情聴取のあり方について報じた週刊誌記事に対する同庁の抗議に関する再質問主意書
・ №46 政権交代時における内閣官房機密費の支出等に関する第3回質問主意書
・ №47 検察庁等による刑事事件の捜査に係る情報の漏えいの有無に対する鳩山由紀夫内閣の見解に関する第三回質問主意書
・ №48 大阪地方検察庁特別捜査部における取調べを記録した文書の廃棄に関する再質問主意書
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