創立50周年を迎える社団法人北九州青年経営者会議(以下、北青会)が今年秋に開催される記念行事に先駆けてプレイベントを開催した。3月6、7日の二日間で行なわれたこのプレイベントは北青会の会員が自主製作した電気自動車を長崎―小倉間の約220キロ走破する企画だ。
6日(土)早朝、八幡西区の事務局で開会式後、約50名の会員に見送られ長崎に向けて輸送された電太郎。午後に長崎に到着後、一路小倉の常盤橋を目指して走行開始。途中、バッテリー交換を経て鳥栖へ。
7日(日)、鳥栖を出発し、福岡県へ。八幡西区木屋瀬に到着し、長崎県のNPO法人長崎街道松並復元会より寄贈された松の木の植樹イベント。夕方近くにゴールの常盤橋に到着、自主製作の電太郎は見事に220キロを走破した。
北青会50周年記念行事は今年10月に行なわれる。開催趣旨は「北部九州自動車150万台生産拠点」に向かい成長を続ける北部九州の未来を担う子供たちや市民に「モノづくり」の素晴らしさを伝え、また「環境」への問題意識の向上を図るためとしている。
半年に渡る構想を経て、製作には2カ月間を要した電気自動車「電太郎」は文字通り、排気ガスを出さない電気自動車である。もちろん、車検をとっており、最高速度は70キロを記録する。実行委員長の前田克彦氏は「環境モデル都市・北九州市が推進する低炭素社会の実現へのPRになれば」とコメントしている。
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