民主党・藤田一枝衆院議員(福岡3区)が代表を務める「民主党福岡県第3区総支部」が、自治労系政治団体からの寄附受入日を間違っていたとして、政治資金収支報告書の修正を行っていたことが明らかとなった。藤田議員側による収支報告の修正は今月2度目。いずれもデータ・マックスの指摘を受けてのもの。
同支部は、平成20年に自治労福岡県本部が設立した政治団体「ふくおか21フォーラム」から寄附された600万円について、同年の収支報告書に平成20年10月9日に受け入れたと記載していたが、「ふくおか21フォーラム」の報告書では同年8月28日に寄附したことになっていた。
データ・マックスが藤田議員の関連政治団体の資金管理状況を調べるなかで日付の違いが判明、確認を求めていた。藤田議員側によると、3区支部側の記載ミスで、実際の600万円受け入れ日はフォーラム側の記載通り同年8月28日だったため、今月16日に修正したとしている。
藤田議員側の政治資金管理を巡っては、藤田議員の資金管理団体「藤田一枝後援会」が、同じく平成20年に「ふくおか21フォーラム」から700万円の寄附を受けながら政治資金収支報告書に記載していなかったとして今月10日に修正していた。
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