日本の中堅企業経営者では「経済情勢」が一番のストレスの原因に
グラント・ソントンの加盟事務所として世界水準の会計コンサルティング業務を提供している太陽ASGグループが3月30日に発表した「世界36カ国の中堅企業経営者意識調査」によると、最もストレス度の高い国は中国であるという。
この調査は、グラント・ソントン加盟主要36カ国が実施する世界同時調査の一環で行なわれ、昨年10月~11月にかけて実施したグラント・ソントン加盟主要36カ国の非公開企業(従業員数100人~750人)を中心とする中堅企業の経営者に現在のストレス度について尋ねたところ、半数以上(56%)が1年前と比べてストレスが高まったと回答。最もストレス度の高い国は中国で、同国のストレス度は76%と36カ国平均より20ポイント高いという。
2006年の調査時には、急速な経済発展と体制の変化に直面していたアジア諸国のストレス度が高く、ヨーロッパと米国はストレス度が低い傾向であったが、今回の調査では、ストレス度とGDPの関連性がうかがえるとしている。
(つづく)
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