メディアファイブ(株)(本社:福岡市中央区、上野英理也社長)は4月5日、2010年5月期 第3四半期 決算(非連結)を発表した。
当第3四半期累計期間の売上高は前年同四半期比18.5%減の6億100万円、経常損失は800万円、四半期純損失は700万円となった。
当第3四半期会計期間は首都圏のITエンジニアの引き合いが増加したことに伴い、正社員および契約社員などの採用を首都圏を中心に行なったものの、企業のITエンジニアに要求する技術レベルが高く、急激なITエンジニアの稼働率増加には繋がらなかった。
またSES事業およびSI事業の納期時期の年度末の集中などの要因により、仕掛品が増加し売上高計上時期が第4四半期会計期間にずれこむ予定としている。
<SES事業>
○売上高:171,389,000円(前年同四半期比 26.3%減)
○売上総利益:59,046,000円(同比 25.8%減)
稼働者数123名からスタートし、当第3四半期会計期間末においては稼働者数が126名となった。急速に進行した景気後退の影響を受け09年4月以降、開発案件の減少などが顕著になりITエンジニアの稼働者数が急激に減少したため、前第3四半期会計期間に比べると売上高および売上総利益が減少している。
<SI事業>
○売上高:2,450,000円(前年同四半期比 172.3%増)
○売上総利益:256,000円(同比 46.1%減)
第1四半期会計期間からSES事業の一部要員をSI事業へシフトさせ、引続き開発を行なっている。
<その他事業>
○売上高:3,364,000円(前年同四半期は53,000円)
○売上総利益:1,005,000円(同5,000円)
主にスクール事業においてITプロ育成スクールのスクール受講者と、企業向けの研修実績が増加した。また、2月よりITプロ育成スクールが中央職業能力開発協会から緊急人材育成支援事業訓練として認定され、30名規模でJavaプログラミングの研修を開始している。
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