シンガポールやタイはストレス度が以前よりも低くなる
一方、GDP成長率が高くストレス度が低かった国々は、シンガポール(45%)、ブラジル(41%)、タイ(40%)、香港(39%)などであるが、そのうち2006年に調査を実施したシンガポール、タイ、香港の3カ国は、10年は06年より20ポイント以上ストレス度が低い結果となった。
なお、06年のGDP成長率は、シンガポール(8.4%)、香港(7%)、タイ(5.2%)であったが、10年のGDP成長率は、シンガポール(4.1%)、香港(3.1%)、タイ(3.7%)の予測である。
GDP成長率が低くストレス度が低かった国々は、スウェーデン(23%)、デンマーク(25%)、フィンランド(33%)、オーストラリア(35%)、カナダ(36%)、オランダ(38%)、ドイツ(39%)などであるが、これら7カ国の年間取得休暇日数平均は21日で、36カ国平均の14日より7日多く、ストレス度と年間取得休暇日数にも関連性が見られた。
(つづく)
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