福岡県は那珂川と樋井川について、緊急的かつ集中的な河川整備を行なう「床上浸水対策特別緊急事業」を国に対して強く要望し、その結果事業採択の決定を受けた。
同2河川で2009年7月、「中国・九州北部豪雨」による床上浸水が発生し、福岡都市圏に甚大な被害をもたらしたため。
管轄の福岡県土整備事務所と那珂県土整備事務所に専任の担当部署を設置し、10年度から両河川で事業を着手。約5年間で整備する。那珂川については五ヶ山ダムの整備を組み合わせることで、被害の再発防止を図るとしている。
なお2010年度の「床上浸水対策特別緊急事業」採択は、全国でも福岡県の2河川のみとなっている。
<那珂川>
事業延長 L=14.3km
全体事業費 約136億円
<樋井川>
事業延長 L=5.9km
全体事業費 約36億円
≪詳細・お問い合わせ≫
福岡県庁ホームページ 那珂川と樋井川の早期整備に着手!!
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