中村建設(株)
年商を超える有利子負債の存在

(株)三松
巻き返せるか？

■造園工事ほか（福岡）／（株）エクスコ
受注不振　破産手続申請準備中 負債総額 約１億8,000万円

代　表 ： 堤　昌治
所在地 ：福岡県太宰府市大佐野3-11-5
登記上 ：福岡市博多区博多駅前1-19-3
設　立 ： 1986年５月
資本金 ： 4,000万円
年　商 ： （09/３）１億7,414万円

　弊誌2009年９月17日号「アラーム」にて既報の同社は、４月１日付で破産手続の申請準備に入った。担当は柴田耕太郎弁護士（柴田法律事務所、福岡市中央区大名2-12-9、電話：092-737-3666）。負債総額は流動的ながら約１億8,000万円が見込まれる。

■建築・型枠工事（福岡）／（株）上田工務店
受注不振　破産手続開始決定 負債総額 約8,000万円

代　表 ： 上田　裕之
所在地 ： 福岡市早良区賀茂4-22-10
設　立 ： 1972年９月
資本金 ： 2,000万円
年　商 ： （09/６）約１億5,000万円

　同社は３月18日、福岡地裁より破産手続開始決定を受けた。申請代理人は敷地隆光弁護士（博多駅前法律事務所、福岡市博多区博多駅前3-9-5、電話：092-471-7063）。破産管財人は西村潤弁護士（古賀・西村・花島法律事務所、福岡市中央区大名2-2-26、電話：092-715-1126）。負債総額は約8,000万円が見込まれる。

■土木工事（長崎）／（株）吉田組
トラブル　破産手続申請準備中 負債総額 約１億1,000万円

代　表 ： 吉田　直樹
所在地 ：長崎県雲仙市愛野町乙4281-9
登記上 ：長崎県諫早市中通町886
設　立 ： 1990年２月
資本金 ： 3,000万円
年　商 ： （09/６）３億2,146万円

　３月30日までに事業を停止した同社は、破産手続申請の準備に入った。担当は高尾徹弁護士（弁護士法人大村綜合法律事務所早岐オフィス、長崎県佐世保市早岐1-14-26、電話：0956-76-8570）ほか１名。負債総額は約１億1,000万円が見込まれる。

■コンビニ用弁当等製造（東京）／新東京インターナショナル（株）
設備投資過多　民事再生法適用申請 負債総額 約55億3,000万円

代　表 ： 十見　裕
所在地 ：東京都港区南青山1-15-18
登記上 ：東京都目黒区中央町1-8-18
福岡工場 ：福岡県糸島市二丈町武95-7
設　立 ： 1988年12月
資本金 ： 9,000万円
年　商 ： （09/５）145億2,900万円

　４月１日、同社は東京地裁に民事再生法の適用を申請した。申請代理人は岩崎泰一弁護士（新宿法律事務所、新宿区西新宿1-19-6、電話： 03-3343-3984）ほか。負債総額は約55億3,000万円が見込まれる。

■総合不動産（東京）／（株）ジョイント・コーポレーションほか１社
【続報】　確定債権者判明

代　表 ： 東海林　義信
所在地 ：東京都目黒区目黒2-10-11
設　立 ： 1973年３月
資本金 ： 208億3,404万8,050円
年　商 ： （09/３連結）1,195億8,300万円

　弊誌2009年６月８日号「モルグ」にて既報の、同社の確定債権者が判明した。

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■トップインタビュー
需要は自ら創出するもの　逆風のなかでは工夫と努力が必要
（株）ヤマウ　代表取締役社長　権藤　勇夫　氏

公共事業頼みのコンクリート業界。近年の公共事業縮減傾向を受けて、不況のあおりをまともに受けている業界でもある。そんななかでも（株）ヤマウは、2010年３月期決算予想を上方修正するという好調ぶりを見せている。

○向かい風に弱い業界体質　需給に約40％のギャップ
○経営者ならば時勢を読むべし
○有利子負債を一気に圧縮
○銀行とは理解、信頼し合える関係を

■特別レポート
拡大し続ける中国・上海　都市開発最新フォトレポート

「長江（揚子江）の砂が流れるところまでが中国の領土である」。我々日本人にとっては理解し難いが、この認識は、中国人の間で常識的なものとして共有されている。その考え方の根拠を見えるかたちで示してくれるのが、長江の河口に位置する上海市の崇明島（そうめいとう）である。

○上海市（南京路商店街、人民広場、香港名店街、豫園）
○崇明島（大規模農業への転換、越海道路、東灘湿地公園、東平国家森林公園、民宿レストラン）
○総括

■倒産を追う
余裕のない軟弱な財務状況　冷え込む市況に耐え切れず破綻へ
（株）メン・テック

防水・塗装工事を得意分野とし、ビル、マンションの改修工事などを手掛けていた（株）メン・テック。しかし、厳しい経営状況のなかで資金繰りの行き詰まりが表面化し、2009年11月30日に事実上破綻した。その背景には、厳しい市況と後手に回った経営判断などが囁かれている。同社はなぜ破綻に至ったのか、その経緯を検証してみる。

代　表：許斐　英雄
所在地：福岡県大野城市若草3-14-15
設　立：2001年11月
資本金：3,000万円
年　商：（09/６）３億8,827万円

○当初より低調な体質　トラブルも頻発
○不調に終わった立て直し　コンサルが裏目に
○計画性のなさが負の悪循環を産んだ

■流通大競争時代
「岩田屋三越」、10月発足　統合効果は不透明さも

三越伊勢丹ホールディングス（HD）傘下の岩田屋と福岡三越は、10月１日に経営統合し「（株）岩田屋三越」を発足させる。２社の単純合計の売上高は約1,400億円と、九州最大の百貨店が誕生する。

○意思決定迅速化
○年商1,400億円に
○課題は人心一体化

■企業アーカイブ
不動産ファンド時代の終焉　国内最大ダヴィンチが崖っぷち

国内最大手の不動産ファンド、（株）ダヴィンチ・ホールディングス（東京・銀座、金子修社長）が最終局面を迎えた。大阪証券取引所は３月31日、ヘラクレスに上場しているダヴィンチ株を上場廃止の猶予期間入り銘柄に指定した。

○上場廃止銘柄に指定
○大型物件を次々に落札
○ハワイでの成功が逆張りの原点
○不動産ファンド御三家の崩壊

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