(株)コスモス薬品(本社:福岡市博多区、宇野正晃社長)は4月12日、2010年5月期 第3四半期 決算(連結)、配当予想の修正ならびに株主優待制度の廃止を発表した。
1.2010年5月期 第3四半期 決算(連結)
当第3四半期連結累計期間の売上高は前年同四半期比17.3%増の1,515億4,500万円、営業利益は同比53.1%増の52億8,500万円、経常利益は同比48.7%増の60億900万円、四半期純利益は同比95.5%増の32億7,100万円となった。
当累計期間は経費抑制を図り、それを原資にディスカウント戦略を推進した。これにより、1品単価は下落したものの客数が増加し、既存店の売上高は前年に比べ5.0%増加した。
店舗については、九州地区に17店舗、中国四国地区に7店舗、合計24店舗を新規出店した。一方、調剤薬局を1局閉店した。これにより、当会計期間末の店舗数は346店舗となった。また66店舗の棚替・改装を行ない、既存店の活性化を図った。
2.配当予想の修正
期末配当金を1株当たり5円増配の20円に修正。これにより、10年5月期の年間配当金は1株当たり20円となる予定。
3.株主優待制度の廃止
株主優待制度を、09年5月31日(前期末)時点の株主名簿に記録された株主に対する優待品の贈呈をもって、廃止する。事務コスト負担の削減と現金配当による利益還元を充実させるため。
同社はこれまで毎年5月31日現在の株主名簿に記録された株主に対し、株主優待制度として優待券または同社指定商品を贈呈していた。
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