<豫園2>
豫園に隣接する「豫園商城」は、数多くの商店が軒を連ねる大変活気のあるショッピングエリアだ。建物の外観は朱色の柱が美しく、いかにも中国らしい風格を保っていた。内部はレストランやカフェ、土産品店などで構成されている。
まず食券を買い、席について待つ。しばらくすると、ワゴンに山積みになった小籠包が運ばれてきて、一斉にすべてのテーブルに配られるというシステムだ。ひとつの蒸篭には16個の小籠包が入っており、これが一人前となる。中の具は蟹味噌で、これを酢につけて細長く切った生姜といっしょにいただいた。味に関しては、「さすが本場中国!」という感じだったが、個人的には、16個は多いようにも感じた。朝食として食べるには、少々ヘビーだったかもしれない。
【重松 斐美】
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