(株)ベンチャー・リンク
３期連続赤字露呈
(株)新東京エナック
親会社破綻で動向注目
■印刷（福岡）／九栄スクリーン（株）
【続報】 債権者判明 負債総額 約５億8,600万円
代 表 ： 城後 一樹
所在地 ：福岡県糟屋郡粕屋町仲原2515-1
設 立 ： 1975年５月
資本金 ： 2,000万円
年 商 ： （09/４）約４億2,000万円
弊誌３月４日号「モルグ」にて既報の同社は、３月15日、福岡地裁より破産手続開始決定を受けた。破産管財人は福島康夫弁護士（福島法律事務所、福岡市中央区大名2-2-26、電話：092-781-5666）。負債総額は約５億8,600万円が見込まれる。
■水処理設備機器販売・施工（宮崎）／（株）九州商役
受注不振 破産手続申請準備中 負債総額 約8,000万円
代 表 ： 西村 和起
所在地 ： 宮崎県都城市栄町18-9
設 立 ： 1954年７月
資本金 ： 2,000万円
年 商 ： （08/10）8,752万円
弊誌2009年３月16日号「アラーム」にて既報の同社は、３月31日付で事業を停止し、破産手続申請の準備に入った。担当は、谷口悟弁護士（弁護士法人谷口法律事務所、宮崎県都城市栄町19-12、電話：0986-22-7750）。負債総額は約8,000万円が見込まれる。
■コンビニ用弁当等製造（東京）／新東京インターナショナル（株）
【続報】 債権者判明 負債総額 約92億2,200万円
代 表 ： 十見 裕
実質所在地 ：東京都港区南青山1-15-18
登記上 ：東京都目黒区中央町1-8-18
設 立 ： 1988年12月
資本金 ： 9,000万円
年 商 ：（09/５）約145億2,900万円
弊誌４月８日号「モルグ」にて既報の同社の債権者が判明した。申請代理人は岩崎泰一弁護士（新宿法律事務所、東京都新宿区西新宿1-19-6、電話：03-3343-3984）ほか。負債総額は約92億2,200万円が見込まれる。
■スチール製家具卸（大阪）／クリエイト物流システム（株）
受注不振 破産手続申請準備中 負債総額 約10億円
代 表 ： 窪田 重留
所在地 ：大阪市住之江区北加賀屋1-3-26
北九州支店 ：北九州市小倉南区津田新町2-1-1
設 立 ： 1969年11月
資本金 ： 4,800万円
年 商 ： （09/８）10億2,614万円
３月29日までに事業を停止した同社は、破産手続申請の準備に入った。申請代理人は松岡康毅弁護士（弁護士法人やまと法律事務所、奈良県橿原市八木町1-6-23、電話：0744-24-5315）。負債総額は約10億円が見込まれる。
■トップインタビュー
状況に合わせた事業展開と組織力強化で苦境を克服する
（株）協和通商 代表取締役 孫 暁巍 氏
留学生として福岡へ来日し、2003年に（株）協和通商を設立して８年目を迎えた孫暁巍社長。これまで建材及び電気機材の輸出入で日中間のビジネスに取り組み、若手経営者のホープとして注目を集めてきた。
所在地：福岡市博多区祇園町1‐40
設 立：2003年７月
資本金：1,000万円
業 種：住宅関連機器・電気機器の輸出入・販売、その他貿易業務
年 商：（09/6）約4億1,000万円
ＴＥＬ：092-262-3328
ＵＲＬ：http://www.kyowatrading.co.jp
○電気機器部門の輸出入で全体の落ち込みをカバー
○既存の分野を守り新たな事業展開を模索
○人とのつながりを事業展開の原動力に
■特別寄稿
上海・崇明島のグランドデザイン 21世紀の理想郷となるか
西南学院大学 商学部 教授 立石 揚志 氏
３月26日から28日まで、崇明島を視察するため福岡から上海に飛びました。崇明島の名前は多くの人が地図上ではご存じのはずです。上海の地図を開けば否が応でも長江（揚子江）の下流で、浦東新区のすぐ北にある大きな島が目に入ります。
○喧騒から離れた自然豊かな島
○崇明三島の概況と総合計画
○史上最大規模 上海万博の開催
○九州の将来に思いを馳せる
■KOREAN-TREND 041 ジャーナリスト 下川 正晴
日韓共同での歴史研究 粘り強く続けていくことが重要
日韓歴史共同研究の第2期報告書が、３月23日に公表された。日本のマスコミは「歴史認識で相互理解を深めることの困難さ」（毎日新聞）「共通認識形成にはほど遠い現実」（産経新聞）「互いの歴史認識を理解する難しさ」（朝日新聞）を強調しており、その研究成果に対して否定的だ。
○困難な日韓歴史共同研究
○「想定の範囲」の対立
○息の長いプロジェクト
■ライバル比較論
逆風下の生コンクリート業界を牽引する九州の雄
味岡グループ VS （株）坡平産業
ピーク時の51％減の出荷量にまで落ち込んでいる我が国の生コンクリート業界。そのなかにあって、健闘する熊本県球磨郡の味岡グループ（味岡（株）・味岡生コンクリートグループほか）と福岡県飯塚市の（株）坡平産業。九州地方で業界をリードする両社の強さを検証する。
味岡グループ
（味岡（株）・味岡生コンクリートグループほか）
代表者：味岡 和國
所在地：熊本県球磨郡あさぎり町免田西3278
設 立：1991年２月
資本金：2,000万円（味岡（株））
業 種：生コンクリート製造・販売、建築・土木資材販売など
○九州地方生コン業界のリーダー格
○業界を束ねる強いリーダーシップ
○業界再編と新分野への進出
（株）坡平産業
代表者：坂平 忠一
所在地：飯塚市潤野1238-18
設 立：1966年８月
資本金：9,260万円
業 種：生コンクリート製造・土木建築工事
○砂利採取業からスタート
○県内生コン アウトサイダーの雄
○抜群の財務内容と政治献金の力
■企業研究
低収益どう脱出 高コスト構造の改善、急務に
イオン九州（株）
イオン九州（株）の収益回復が遅れている。前期は減収ながら経費削減が効いて経常増益率は二ケタ台に乗ったが、売上高利益率はわずか0.17％。今期は大幅増益を見込むが、消費需要に好転の兆しはなく、達成には不透明感が残る。
代 表：岡澤 正章
所在地：福岡市博多区博多駅南2-9-11
資本金：31億4,400万円
設 立：1972年６月
○経費削減で増益確保
○拡大路線で水脹れ体質
○店舗再編も避けられず
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